インプロ(即興演劇)WSに参加
受講者の立場を体験
インプロ(即興演劇)って、どこに意味・意義があるのだろうか?
それが実生活やビジネスの現場でどう役に立つのだろうか?
そんな問いを再確認したくなり、一受講者としてインプロ(即興演劇)WSに参加。
今回のテーマは「ひたすらインプロ(即興演劇)のシーンをやる」でした。
ゲームやアクティビティはなく「何もないところからひたすら即興で演じる」
実際にやってみると、様々な課題が浮き彫りになってきた。
「シーンを演じながら、『次何しようか』と考えている自分」
「ここで出ていったら演劇的に良くないよなー、と場面に集中できていない自分」
「五感(身体)を意識せず、頭の中だけが忙しく回っている自分」
「他者を輝かせるというより、自分としてどう上手く立ち回るかに意識がいっている自分」
WS終了後の帰り道、「とても充実した時間であったが、これがどうビジネスに役立つのだろうか?」
と再度自らに問うてみたが、その場では答えが出なかった。一晩寝かしてこのコラムを書きながら
「そうか、セルフアウエアネス(自己認識)が高まったのかもしれない。」と気付く。
「自分が気付いていなかった自分の現象に気付けたことに対する充実感だったのかもしれない。」
「なぜなら、次にやればもう少し上手くできるという思い、確信があるから(実際は分からないが)」
「そのことがモチベーション含め、自己効力感を高めてくれたのかもしれない。」
なるほど。インプロの意味・意義の一つに「セルフアウエアネス(自己認識)を高める」
という効果があるように感じた。そこがインプロに惹かれるポイントなのかもしれない。
渡さん、参加者の皆様、ありがとうございました。